本校の芸術・文化系列2年生では、秋田県立近代美術館を中核にアートを通じて連携・協働する「みんなのキンビ」プロジェクトの一環として、12月16日(月)に、横手支援学校高等部と交流及び共同学習授業を実施しました。
生徒達は9月からオンラインで打ち合わせを重ねてきました。老若男女みんなが楽しめる作品をつくろうと福笑いをつくることに決め、素材やデザインについて検討しアイデアを出し合ってきました。今日の交流及び共同学習では楽しいアート作品になるようみんなで協力して制作しました。完成した作品は2月より横手市の秋田県立近代美術館で展示予定です。
横手市伝統和紙「十文字和紙」の原材料作りに欠かせない夏場の「楮の芽かき」と冬場の「楮の蒸かし」の作業に、本校総合学科芸術・文化系列の生徒がボランティアとして参加しました。
※楮は桑科の植物で和紙の原材料として横手市十文字地域で栽培されています。
○7月14日(日)総合学科芸術・文化系列2年生の菅安里さん、菅野泰馳さん、小金屋羚真さんが「楮の芽かき」作業に参加しました。枝芽を取ることで楮の枝を真っ直ぐに伸ばすことでその後の工程がやりやすくなることを学びました。
○12月7日(土)2年生の菅野泰馳さんと小金屋羚真さんが「楮の蒸かし」作業に参加しました。蒸かした楮の枝を、その場で枝の皮を剥がす作業を十文字和紙愛好会のメンバーとともにおこないました。
この後、芸術・文系列2年生は地元の和紙の文化や工程を学び和紙でものづくりをする「十文字和紙探究」を実施します。
12月5日(木)、110番の日ポスターコンクールにて総合学科芸術・文化系列2年生の菅安里さんが最優秀賞、同じく2年髙橋小雪さん、佐藤美月さん、髙橋大雅さん、髙橋初寧さんがそれぞれ佳作を受賞しました。秋田県警通信指令課長三浦巌様より感謝状が授与されました。おめでとうございます。
12月8日(日)の秋田魁新報にも紹介されました。