令和2年度行事予定

ごあいさつ

校長 坂本寿孝

 

  本校のある横手市増田町は、秋田自動車道十文字インターチェンジから車で約10分、東に奥羽山脈、西に明媚な鳥海山が聳える出羽丘陵との間にある横手盆地の南端に位置し、雄物川の支流である成瀬川と皆瀬川が合流する地点でもあります。

  増田町は江戸時代以降、商業の盛んな町として賑わい、明治時代に作られた蔵など伝統的な建造物が未だに残り、とても情緒ある町並みです。また、明治34(1901)年以降、リンゴの植栽が始まり、戦後「リンゴの唄」(歌:並木路子さん)で有名な映画「そよかぜ」のロケ地に真人山(まとやま)のリンゴ園が選ばれるなど、県内有数のリンゴの産地でもあり、リンゴをはじめとする果樹は稲作とともに地域農業の基幹です。

  

  本校は、大正14(1925)年「増田町立実科高等女学校」として、ここ雄平の地に創立されました。その後、「秋田県増田高等女学校」、「秋田県立雄平農蚕学校」と変遷し、昭和23年に現在の校名となりました。平成7年には新しい教育課題に対応するために県内初となる総合学科と、歴史ある農業科、園芸科の流れを汲む農業科学科に改編され、現在に至ります。本校の教育は「恩に生き 勤労に立ち 清き感情 強き意志を持て」の校訓のもと、

  ①心身ともに健康で、思いやりのある心豊かな人間

  ②自ら学び、自ら考えて判断し、主体的に行動できる人間

  ③正しい勤労観を持ち、郷土の発展に貢献する人間

  ④社会の変化に柔軟に対応し、21世紀をたくましく生き抜く人間

の育成を目標とし、生徒と教職員が各活動に励んでいます。

  

  特別活動では新型コロナウイルス感染症拡大防止のための様々な制約等があるなかで、各種大会に向けてひたむきに努力を重ねております。近年は、OA部、陸上競技部および男子バレーボール部が上位大会の常連校となっている他、学校農業クラブ活動でも上位大会等へ出場しています。

  令和2年度卒業生の進路状況は、国公立大6名、私立大学11名を含む62名が進学し、公務員7名、県内企業等25名、県外企業等7名の39名が就職し、合わせて101名全員が進路を決定することができました。このことは、本校ならではの「自己実現へのプログラム」による総合学科5系列(人文・社会科学、自然科学、芸術・文化、生活・福祉、ビジネス会計)と「明日の地域農業を担うスペシャリスト」の育成を目指す農業科学科が、それぞれの特色を生かした教育活動の成果であると確信しています。

  今年は本校創立96年目を迎えます。これからも地域の伝統校として、生徒と教職員が一体となって「元気な増田高校づくり」に邁進する所存です。