令和元年度行事予定

ごあいさつ

 校長  遠藤 聡

 

  校長室の窓の外ではマンサクの黄色く小さな花が咲き、春の到来を告げています。あと少しで、正門沿いの道路は桜の花で埋め尽くされることでしょう。一年の中でも特に校舎周辺が華やぐ時期を迎えます。
  本校は、大正14年「増田町立実科高等女学校」として、ここ増田の地に創立されました。その後、昭和23年に現在の校名となり、平成7年には全国的にも時代に先駆けた県内初となる総合学科と、歴史ある農業科、園芸科の流れを汲む農業科学科の二学科体制となって、現在に至ります。九十有余年の歴史を誇る伝統校であり、これまで18000名を超える同窓生を送り出して参りました。
 私自身も昭和54年に本校を卒業した同窓生の一人であります。生徒として3年間在籍し、教員として8年間勤務しましたが、今また母校に勤めることができる幸せを感じております。体育館の場所は変わりましたが、校舎もそのままで、懐かしい我が家へ帰ってきたような気持ちになりました。さらに、四季折々のこの地の美しさと本校の目指す姿を歌い上げる校歌も、新任式で久しぶりに耳にし、改めて素晴らしさを実感しております。
 これまでの長い歴史の中では、陸上競技部の全国大会入賞や山岳部のインターハイ優秀校のほか、いくつもの運動部・文化部、農業クラブが全県大会入賞を果たし、全国大会、東北大会へ出場しております。昨年度も、農業クラブのプロジェクト発表と意見発表で全県大会最優秀賞となりました。また、OA部、女子ソフトテニス部、陸上競技部、男子バレーボール部が東北大会に出場するなど、全県、東北での活躍があげられ、その他の部も精力的に活動しております。
 また、進路状況については、進学者63名のうち、国公立大学4名を含めた4年制大学への合格が17名、就職者66名のうち県内就職者43名、公務員5名と、生徒の進路実現を目指す、両学科の特徴を活かした取組が成果としてあらわれております。
 本校では、校訓 『恩に生き 勤労に立て 清き感情 強き意志を持て』

を掲げ、日々の教育活動を通して、
  ①心身ともに健康で思いやりのある心豊かな人間
  ②自ら学び、自ら考え判断し、主体的に行動できる人間
  ③正しい勤労観を持ち、郷土の発展に貢献する人間
  ④社会の変化に柔軟に対応し、21世紀をたくましく生き抜く人間
の育成を目指しております。
 『令和』という新しい時代を迎えても、ふるさとを愛し、たくましく生きる力を備えた、地域に貢献する有為な人材を育てていくことが本校の責務と考えております。今後とも、なお一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。